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<企業シリーズ>
No.7:株式会社アフリエイト


(2006年6月地元紙へ掲載した4回シリーズの連載を転載しました)
株式会社アフリエイト
 平成15年4月21日 創業
  〒940l0071 長岡市表町2丁目3番地1
   社長 原田 義則(51歳)
    資本金1000万円
従業員数8名

【事業の内容】
【事業の内容】インターネット関連のシステム開発とその運営管理、インターネット通販による販路開拓・雇用創出、デザインマネジメント事業、インターネットコンテンツ・デザイン開発販売、Web支援事業、インターネット関連の知識普及・啓蒙と教育事業、インターネットを活用する起業家向けインキュベーション施設の運営
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【目次】
【1】「インターネットの世界にかかわるすべてのサービス提供」
【2】「Webビジネスのすべてを内製化」
【3】「厚生労働省から教育事業を受託」
【4】「知恵のインキュベーション施設」
【インタビューを終えて】

【1】「インターネットの世界にかかわるすべてのサービス提供」
○シリーズ第5回は、潟Aフリエイトです。アフリエイトはインターネットによるあらゆるサービスを提供します。
社長の原田さんは、今から20年前まで地元の建設会社に勤務するサラリーマンでした。
原田さんは努力家でした。学生時代は、年中絶え間なく本を読んでいたといいます。教科書も1ヶ月以内で全部読み通し、ノートを作りました。残った11ヶ月は授業中も好きな本を読むのです。
読書量は相当なものだったことでしょう、
本を読むことが好きだった原田さんは、卒業後建設会社に勤務します。ここでは、建築士や測量士の資格を3ヶ月から半年に1個のペースで取得していったといいます。大変なスピードです。

○就職先でコンピューターに出会ったことが、原田さんの人生に大きな影響を与えます。
コンピューターに熱中した原田さんは、その将来性に気づきます。とうとう、34歳平成元年の時会社を興しました。原田さんが最初に興したシステム開発会社の「スペック株式会社です。
当時は、コンピューターの重要性は認識されていたものの、市場としてはまだ小さく、その普及は十分ではありませんでした。たとえばインターネットは、7000万人が利用しているとされていますが(2005年の『インターネット白書2005』)、1997年では570万人にすぎません。それだけに今から20年前のインターネットは、まだまだ未知のジャンルでした。
その将来性に着目し、早い時期からチャレンジした原田さんは、遠い先を見通していたのです。

○創業した原田さんは、まず、消費者の啓蒙・教育に力を尽くします。
当時、行政はずいぶん力を入れており、新潟県内の各地でパソコン教室が開催されていました。求められていたのは、ソフトを組みあげるための言語である「ベーシック」の教育でした。「ベーシック」によりソフトを書き上げ、ロジックを構成するのです。修得後はプログラマーであることが期待されていました。
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2】「Webビジネスのすべてを内製化」
○20年前の我が国では、コンピューターが普及し始め、社会の各所でコンピューター化が進んできました。今までの手作業をコンピューターに乗せることが急速に進みます。
当然それには新たなスキルを持つ人材が必要です。新潟県内でも行政が中心になってその教育が行われていました。
しかし、パソコンについて勉強したい人が全員、プログラマーやシステムエンジニアを希望していたわけではありません。
ロジックが完全にできるまでには、15年はかかると聞きます。ソフトを組み上げていくのは大変なことなのでしょう。

○そのような現実のなかで、原田さんは "使用できる"ことを主眼に教育すべきであると確信していました。つまりパソコンで表計算ができること、データ処理ができること、高い水準で使いこなすこと、です。
この考えは画期的でした。あの富士通が啓蒙・教育の柱を、「ベーシック」言語の習得から"使用できる"ことへ転換します。それよりも早い時期に、見通したのですから、ずいぶん先進的だったのです。
パソコンを中心に据えたビジネスの将来性を確信した原田さんは、全力を挙げて"使用できる"ことを目指します。

○しかし、時代は少し早かったようです。
今では年間800万台は売れているパソコンですが、当時は、過去の販売台数を累計しても100万台程度の時代でした。ある程度累積したパソコンの普及が、需要を創出するはずです。残念なことに当時は、まだまだ底辺が広がっていなかったのでしょう。インターネットカフェなども作りますが、今では耳慣れた言葉も当時はまだまだ早すぎる世界でした。
教育だけではなく、関連するあらゆる分野に専門化をはからなければ、インターネットを駆使するWeb事業は十分ではないのです。

○このため、Web事業の各分野について専門会社を設立していきます。(株)アフリエイトもその一つとして平成15年4月に設立します。スペック(株)のグループ企業として、その相互連携のなかで、パソコンを自由自在に使える世界の創出を目指します。
原田さんの壮大なロマンがはじまりました。
幸いなことに長岡には、高専があり技科大があります。卒業生を採用し続けた結果、スペック鰍フ人員の8割が両校の卒業生で占める企業になりました。この人材をビジネスの中核に据えて、川上から川下まで、Webビジネスのすべてを内製化する企業グループを目指します。(つづく)
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【3】「厚生労働省から教育事業を受託」
○インターネットの世界は、若い起業家にとって参入しやすい世界かもしれません。あのヒルズ族は、このような最先端の世界を勝ち抜いてきた人たちです。可能性に満ちた世界なのです。 
しかし、ホームページを作れば必ず売れるわけではありません。Webビジネスにふさわしい品物だけが売れるのです。そこにWebビジネスの難しさがあります。一段と高い工夫が必要です。

○インターネットによる物販は、アクセス件数に比例するといいます。アクセス件数を増加させるためにはいろいろな工夫が必要です。
そのためには、消費者にとって魅力あるホームページにする必要があります。"買いやすいシステム"でなければなりません。
操作が楽であり、代金決済も簡便であるシステムの構築が求められています。だから、ホームページは一度作成すればよいのではありません。絶えず更新を続けなければなりません。

○アフリエイトが提供するホームページは、いつも新鮮な状態に保てるように、運用者が自由に加除変更でき、柔軟性に富んだ構成です。ちょうど商店のショーウインドーが常に新しい雰囲気を演出しているように、ホームページの新鮮さを保つ工夫が行われています。このような柔軟性を背景に、アフリエイトは販売チャンネルの構築をお手伝いします。
インターネットで販売する際に、なにを売るべきか、適切な商品を見いだせない場合には、商材も開発し提供します。

○Webビジネスを担う若い起業家への啓蒙と教育にも熱心に取り組んでいます。創業当時からの啓蒙と教育の重視がこのようなスタンスを支えています。
おかげで、今では厚生労働省の受託事業として労働者のスキルアップに取り組むようになりました。本社ビルには、このための教室を常設し、常時数十人の若者がスキルアップのための勉強に励んでいます。

○原田さんは、この教育事業を推進するため、グループ内に別会社を設けて(株)アフリエイトと連携しています。
労働者のスキルアップは重要なジャンルです。失業していた場合は再就職のためにもその重要性はさらに大きくなります。
スキルアップを通して、インターネットの世界でビジネスチャンスを見つけることができるように、その道も提示します。もし希望する者がいるならば、あらゆる支援を行います。
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【4】「知恵のインキュベーション施設」
○潟Aフリエイトは、今では専用回線の維持管理・販売からはじまり、ホームページの作成、企画提案、さらにこれらに関連するデザイン、さらには啓蒙・教育活動を通じて、働く者のスキルアップを支援する大きなグループ企業に成長しました。
昨今は、Webビジネスのすべての分野において、パーフォーマンスを向上するため、従来では考えられなかったサービス提供が必要になっています。原田さんは、そのようなWebビジネスの一貫体制構築を行い、インターネットにかかわるすべての分野にサービスを提供します。それにより、地域社会全体のスキルアップを目指しています。

○原田さんが目指すことは、あらゆる業種に対してコンピューターシステムとインターネットを結合したシステム構築の企画提案です。
それは新たな技術が開発された場合の新たなリコンビネーションであり、新たなプロセスマネジメントの提案です。
さらに、本社には格安のレンタルオフイスを開設しました。起業を決意した若者が全員オフイスをもてるとは限りません。賃料をまかなう資金が用意できないケースもあります。新たな起業が採算ペースに乗るには、時間がかかるものです。
しかし、適切なオフイスが見つかれば事情は変わるかもしれません。モノづくりを目指す場合は、かなり以前からインキュベーション施設がありました。格安のオフイスや生産設備などが用意されてきました。長岡市でもいくつかの施設が用意されています。
行政主導のこれらの施設に対して、原田さんのレンタルオフイスが補完の機能を果たすことができれば、地域社会の活力維持に貢献できるはずです。

○このレンタルオフイスは「私の部屋」とニックネームがつけられ、「知恵のインキュベーション」施設として機能し始めています。
これから起業を夢見る中高年や若者には、格好の施設になるに違いありません。
そのよう環境のなかで、多くの人材が集まり、雇用機会が増大し、地域の活性化が進むに違いないと、原田さんは理想を描いています。


 
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【インタビューを終えて】
新潟県における最初のブロバイダーとして活躍している原田さんの考えは、いつも先進的です。そして地域の活力維持のためには、コンピューターを駆使した付加価値の追求が重要であると考えています。「知恵のインキュベーション施設」は、大きな力になることでしょう。


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No.8:株式会社江口だんご
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